ガンプラパダワンT
なので映画を観てきました。
振り返ると、映画の日だから映画を観てきたって動機が今年は少ないですね。
なんだか久しぶり。
久しぶりに1,000円で映画。
!
と思ったら、1,100円!
100円値上がりしています。
レイトショーも1,200円が1,300円に!
消費税の便乗値上げじゃないか!
1,000円の消費税は80円だから?
いやいや、そうじゃないでしょう。
これまで、内税だったんだから、税率3%分上乗せしたら、1,028円でしょう!
パンフレットも850円とお高いし、ちょっと冷静にならなければなりませんよ。
サービスデーの価格設定はサービス感を感じられないと!
おっと、前置きがかなり長くなってしまいましたね。
本日は、GODZILLAゴジラを観てきました。

ハリウッド版ゴジラの2発目ですね。
1発目は、ローランド・エメリッヒ監督のイグアナゴジラで、日本だけでなく
各方面で評判がよろしくなかった。
この失敗を踏まえて、日本のゴジラをリスペクトした、ハリウッド版ゴジラが上陸しました。
これは、中身がどうあれ、観ておかないといけませんよね。
まずはネタバレ。
(前半は軽い感じでね。それでも気になる人は、回れ右)
今回のゴジラに関しては、予告編やCMが全ての事前情報だったので、
イメージとしては、“ハリウッドゴジラ、仕切りなおしの第一作!”って感じで、
ゴジラが登場した後は、凶悪に街を破壊し、火を吹きまくりの電車を食べる。
それをアメリカの軍隊がなんとか退ける。
その傍ら、主人公は家族だけを守るために奔走する。
そんな映画だと思っていました。
そうではないんですね~。
ムートーなる怪獣が出てきまして、構図はムートーvsゴジラなんですね~。
ちょっとビックリ。
もうすでにゴジラは人間の味方になっている感じ。
人間たちは、ゴジラもろとも怪獣退治をしようとするんですが、
なんにも上手くいかずに、結局ゴジラが怪獣をやっつけるって感じで、
それはそれで、日本のゴジラ映画っぽいんです。
ただね、日本のゴジラも最初は凶暴さで人気が出たのに、
回を踏むごとに、ヒーローになっていき、最終的には一旦引退するに至りました。
そして、復活の時、やはりゴジラは凶暴だとのイメージ。
その後は怪獣同士のバトルになるも、基本は本能で戦い、凶暴さは失っておらす、
相手の怪獣とともに、ゴジラは厄介な存在であり続けます。
そんなねゴジラがよかったんですけどね、観ていると、
どうにも人を襲わないオーラを出し続けてるんですよね。
ま、気を使っているわけではないので、巻き込まれ系で沢山の人が命を落としたようですけど。
さて、もうひとつ軽いネタバレ。
英語圏の人が、ゴジラを発音する時、“ガッジーラ”ってなりますよね。
スペルもGODJILLAですから、ゴッド・ジーラ もちろんそうなりますわな。
で、この映画に出演している日本人、渡辺謙は、この発音に引っかかり、監督ともめたそうです。
“ガッジーラ”ではなく“ゴジラ”だと。
今回、私がこの映画を観る上で、一番注目していたのはそこで、
“劇中でどのようにゴジラを発音し、その全てに日本語を主張しているのか、いくつか妥協してるのか?”
ってことだったんですが、全てでキチンと“ゴジラ”と言っていました。アッパレ。
逆に、あちらの方が、ガッジーラとさえ発音していなかったような・・・。
今回のゴジラは、歩くスピードも遅いですし、口から火を噴くときは背びれが光るし
ちゃんとゴジラしていますので、ゴジラ好きの人は、十分に楽しめると思いますが、
そうでな人にとっては、設定が唐突で説明が不足しており、
ご都合主義、ここに極まれりのような映画ですので、
大人の目線で観にいくことはオススメできません。
子供の心を持ってね。
私的には、アメリカの怪獣映画として、パシフィック・リムには遠く及ばずな感じでした。
続きはネタバレ。かなりのネタバレ。
画像も出てきますので、続きをクリックするのは自己責任でお願いします。
エメリッヒのゴジラが

こうなったんだから

それだけで、よくやったてなもんですよ。
雄たけびも気合が入っていましたしね。
非常にお金はかかっていそうですが、怪獣バトル以外にはあまり見所がないんです。
しかも、街を壊すのは、ムートー。
ムートーとは、Massive Unidentified Terrestrial Organism(未確認巨大陸生生命体)、略して M.U.T.O.なんです。
要するに、よく分からない大きい生物ってことですね。UMAみたいな?
で、そのデザインがこんな感じ

怪獣としてはいいデザインだと思います。
ギャオスみたいな顔。
そして、実は、オスとメスがいるんですね。
オスは小型だけど翼があって飛ぶことができる。
メスは大型で、オスの目覚めと同時に目覚め、繁殖を画策する。
そんななので、ゴジラvsムートー×2なんです。
しかも、ムートーの誕生から追跡まで、ゴジラの写っている時間よりも
ムートーの方がかなり長い。
映画タイトルもムートーでよかったような気がします。
100歩譲って、ゴジラvsムートーでしょう。
そして、主人公。
彼は、成り行きで日本で拘束されるんですが、
ムートーが現れてからは、自分は軍人で大尉であるって事を最大限に利用して、
作戦行動中の軍隊に無理矢理割り込み、なんとか自分の家がある
サンフランシスコに帰ろうとするんですね。
息子と嫁を連れて街を出るために。
もともと人間はちっぽけな存在で無力であるから、
主人公が劇的な活躍をすることはないにしても、都合よく飛行機や電車やヘリなど
どんな組織でも“大尉である”で割り込めてしまうのは、さすがにどうかと。
またその主人公の日本で暮らしていたときの家の描写は、結構残念。
またまた、“トンデモニッポン”が生まれているみたいです。
家の構造もおかしいし、たまにお父さんは日本語をしゃべってみたりする。
景色もどうやら、中国が混ざっているみたい。
久しぶりの“トンデモニッポン”にちょっとやられましたね。
さて、いろいろ書き連ねてしまいましたが、
日本のゴジラのハリウッド版としては十分。
監督も間違いなく怪獣映画ファンですね。
第二弾も製作が決定したみたいですし、このブログを読むような人にはオススメできるかと。
第二弾ではキングギドラやモスラが登場するらしい。
それよりもアメリカ版のガチのメカゴジラがみてみたいですね。
そのためにも、今作は観ておくべきと感じる人が観るべきですね。
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Comment
2014.08.02 Sat 16:36 | はじめまして
初めまして。ガンプラのブログを書いている課長といいます。
ツヨさんのブログを拝見して勉強させてもらってます。
もしよろしければ相互リンクお願いできないでしょうか?
同じ30代半ばの2児のお父さんとして共感しまくりです。
課長!模型部屋はこちらです!!
http://miyamannpapa.blog110.fc2.com/
- #-
- 課長
- URL
2014.08.02 Sat 22:08 |
イーヤーッ!!ムートーと聞いてグレートムタを思い出したへなですw
今作品はかなりリスペクトされたようですね。
走りまわるトカゲをゴジラと呼ぶ前作はそれはそれで割り切って見ましたが、
やっぱガジラじゃなくてゴジラですよね。
とんでも日本というとブルース・リーを思い出しちゃいますね。
けどワールドワイドで見ると同じに見えるんでしょうね、かの国と。
- #-
- へな
- URL
2014.08.03 Sun 22:14 | Re: タイトルなし
課長様
コメントありがとうございます。
そして、相互リンクのお誘いありがとうございます。
パパさんモデラーでガチの人って意外に多いですよ。
私なんて皆さんの足元にも及びません。
今後ともよろしくお願いします。
へな様
今回のゴジラは、かなり日本作品をリスペクトされていますね。
おそらく監督がものすごく怪獣映画好きなんでしょうね。
そういった愛は多分に感じられます。
でも、日本のことまではリスペクトしていないのが正直なところでしょうね。
日本のシーンは少し寒かった・・・。
やっぱ、そう見えてるんでしょうね。
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- ツヨ
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