ガンプラパダワンT
27
金曜日だからって、ちょっと夜更かしがすぎますね。
帰ってきたのが0:00まわってたんだから仕方ないですよね。
今日は、一昨日観に行こうと思って、行けなかった映画を観てきました。

アイアン・スカイです。
上記クリックで公式サイトへ。
もうね、今日が最終日なんですよ。
今日を逃すと観れない。
そして、言いだしっぺの彼もなんとか仕事を終わらせて、鑑賞に成功しました。
もともとのポスターがこちら。

“ナチスが月から攻めて来た!!”
ですよ。
どうです?
このそこはかとないB級臭。素晴らしいですよね。
こんな映画ほうっておくわけにはいかないですよね。
この映画、予告編だけをまず製作し、ネットで制作費のカンパをお願いしたんです。
完成が観たければ、お金を頂戴ってね。
そして集まったのが、なんと1億円。
凄いですね。
総制作費は7.5億円という、低予算。
こんな野心的な作品もなかなかないです。
さて、鑑賞後の感想ですが、
??
思った感じと違う…。
もっとハードなSFもの、設定はおかしいが、中身は真面目かと思ったんですが、
基本的には、チープなSFコメディでしたね。
まぁ、予算が少ないから仕方がないのでしょうが、
コント並みのチープさ。
そして、欧米作品にありがちな、チープさと下ネタが比例する方程式にはまっている
なんともいえない完成度。
ただね、小ネタそれぞれはいいんです。
細かいことを気にすることもないんです、つか気にしてはダメなんです。
分かっているんですが、どうにも気になっちゃう、微妙な作品でした。
惜しい!
というか、勿体無い!
ただ、製作国のスウェーデンでは興行収入1位に輝くほどヒットしているそうです。
んんんん、なんだかなぁ。
1945年、敗戦したドイツのナチスは月へ逃れ、息を潜めていた。
いつか地球へ復讐する時を夢見て宇宙船団を開発していた。
時は流れ2018年。
準備の整った月のナチスは、地球へ総攻撃をかける。
ストーリーはコレだけ。
月のナチスは、時代が止まったかのような服装に技術力。
どうやって月に上がったのか、どうやって宇宙に住み続けられたかは謎。
そして、彼らを選挙の材料にしようとするアメリカの女性大統領。
かなり、バカにされています。
この加減は非常に清清しい。
ただ、選対委員の広告会社社長が下品でいただけない。
後半にはいい味出してくるんですがね。
ナチスを描きながらも、近代世界を小馬鹿にする図式はコメディとしては秀逸。
ただ、不必要に挟まれる下ネタキーワードがその度にゲンナリさせられます。
ただ、ただ、意欲的な作品であることは確かで、
こういう作品を見ることの経験値は、私的には有意義でしたね。
続きはネタバレ
最初のシーンは、アメリカの50年ぶりの月面着陸のシーンから。
月面探査船のプロップはそれなりなのに、その仲から出てきた宇宙服に“?”。
全くリアリティーがない。
そして、月の重力表現も微妙な感じ。
あれよあれよと月のナチスに捕虜として連行された後は、もう完全に1Gの世界。
月に道路があって、ワーゲンが走ってる。
脇の軍人は、ガスマスクのようなものを被ってる。
ここで、この映画の全体のテイストを理解しないと最後までツライ。
理解していても、つらいかもしれないけど…。
細かい設定やプロップは、史実ネタだったり、過去のSF映画パロディだったり
現在の世界情勢を風刺していたりと、スパイスは効いています。
それらのたくさんを見つけることができれば、徐々に楽しくなってきます。
そして、発見はこの女優さん。

最初は、田舎のいもくさい感じなんですが、
しゃべり方が甘ったるくて、すごくカワイイ。
この画像はすごくキツイ雰囲気ですが、これは中盤の姿。

鑑賞前は、この人が悪ボスで、かなり怖い感じなのだと思っていたんですが、
全然そうではなく、味方のヒロインです。
終盤では、垢抜けて、見た感じもすごく可愛くなります。
女性って怖いなと、つくづく思いました。
でも、いい発見でしたね。
そして、肝心のSFシーンですが、
ありえない設定ではあるんですが、それなりにキッチリ作っています。

ナチスの宇宙船は、ままデザインが飛行船なんですが、その中に200機ものUFOを積んでいる設定。
そして、ドイツのUFOといえば、それは間違いなく謎の円盤、アダムスキー型。

こういうツボは押さえてますね。
地球の世界各国も宇宙船等兵器は作ってはダメという約束を無視して、
アメリカ始め、いろんな宇宙船が出てきますが、
これもそれぞれしっかり作っていました。
ロシアは、まさかのソユーズだったり。
最後は月の資源をめぐり、各国首脳がケンカをはじめちゃうというオチ。
大まかな話の流れとしては、ナチスよりも近代世界への風刺映画なんですね。
特にターゲットはアメリカなんですけどね。
いろんな惜しいところがあり、諸手を揚げて面白いとは言えませんが、
非常に興味深い映画でした。
オススメしませんが、特定の人にはそれなりに楽しめるはず。
その証拠に、パンフレットには、あのガンダムの富野監督が2ページに渡るコラムを掲載しています。
ちょっと、ビックリしました。
さて、気がつけば10月末。
ということは、もうすぐ11月の映画の日。
また、何か観にいけるかな?
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今日は、一昨日観に行こうと思って、行けなかった映画を観てきました。

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もうね、今日が最終日なんですよ。
今日を逃すと観れない。
そして、言いだしっぺの彼もなんとか仕事を終わらせて、鑑賞に成功しました。
もともとのポスターがこちら。

“ナチスが月から攻めて来た!!”
ですよ。
どうです?
このそこはかとないB級臭。素晴らしいですよね。
こんな映画ほうっておくわけにはいかないですよね。
この映画、予告編だけをまず製作し、ネットで制作費のカンパをお願いしたんです。
完成が観たければ、お金を頂戴ってね。
そして集まったのが、なんと1億円。
凄いですね。
総制作費は7.5億円という、低予算。
こんな野心的な作品もなかなかないです。
さて、鑑賞後の感想ですが、
??
思った感じと違う…。
もっとハードなSFもの、設定はおかしいが、中身は真面目かと思ったんですが、
基本的には、チープなSFコメディでしたね。
まぁ、予算が少ないから仕方がないのでしょうが、
コント並みのチープさ。
そして、欧米作品にありがちな、チープさと下ネタが比例する方程式にはまっている
なんともいえない完成度。
ただね、小ネタそれぞれはいいんです。
細かいことを気にすることもないんです、つか気にしてはダメなんです。
分かっているんですが、どうにも気になっちゃう、微妙な作品でした。
惜しい!
というか、勿体無い!
ただ、製作国のスウェーデンでは興行収入1位に輝くほどヒットしているそうです。
んんんん、なんだかなぁ。
1945年、敗戦したドイツのナチスは月へ逃れ、息を潜めていた。
いつか地球へ復讐する時を夢見て宇宙船団を開発していた。
時は流れ2018年。
準備の整った月のナチスは、地球へ総攻撃をかける。
ストーリーはコレだけ。
月のナチスは、時代が止まったかのような服装に技術力。
どうやって月に上がったのか、どうやって宇宙に住み続けられたかは謎。
そして、彼らを選挙の材料にしようとするアメリカの女性大統領。
かなり、バカにされています。
この加減は非常に清清しい。
ただ、選対委員の広告会社社長が下品でいただけない。
後半にはいい味出してくるんですがね。
ナチスを描きながらも、近代世界を小馬鹿にする図式はコメディとしては秀逸。
ただ、不必要に挟まれる下ネタキーワードがその度にゲンナリさせられます。
ただ、ただ、意欲的な作品であることは確かで、
こういう作品を見ることの経験値は、私的には有意義でしたね。
続きはネタバレ
最初のシーンは、アメリカの50年ぶりの月面着陸のシーンから。
月面探査船のプロップはそれなりなのに、その仲から出てきた宇宙服に“?”。
全くリアリティーがない。
そして、月の重力表現も微妙な感じ。
あれよあれよと月のナチスに捕虜として連行された後は、もう完全に1Gの世界。
月に道路があって、ワーゲンが走ってる。
脇の軍人は、ガスマスクのようなものを被ってる。
ここで、この映画の全体のテイストを理解しないと最後までツライ。
理解していても、つらいかもしれないけど…。
細かい設定やプロップは、史実ネタだったり、過去のSF映画パロディだったり
現在の世界情勢を風刺していたりと、スパイスは効いています。
それらのたくさんを見つけることができれば、徐々に楽しくなってきます。
そして、発見はこの女優さん。

最初は、田舎のいもくさい感じなんですが、
しゃべり方が甘ったるくて、すごくカワイイ。
この画像はすごくキツイ雰囲気ですが、これは中盤の姿。

鑑賞前は、この人が悪ボスで、かなり怖い感じなのだと思っていたんですが、
全然そうではなく、味方のヒロインです。
終盤では、垢抜けて、見た感じもすごく可愛くなります。
女性って怖いなと、つくづく思いました。
でも、いい発見でしたね。
そして、肝心のSFシーンですが、
ありえない設定ではあるんですが、それなりにキッチリ作っています。

ナチスの宇宙船は、ままデザインが飛行船なんですが、その中に200機ものUFOを積んでいる設定。
そして、ドイツのUFOといえば、それは間違いなく謎の円盤、アダムスキー型。

こういうツボは押さえてますね。
地球の世界各国も宇宙船等兵器は作ってはダメという約束を無視して、
アメリカ始め、いろんな宇宙船が出てきますが、
これもそれぞれしっかり作っていました。
ロシアは、まさかのソユーズだったり。
最後は月の資源をめぐり、各国首脳がケンカをはじめちゃうというオチ。
大まかな話の流れとしては、ナチスよりも近代世界への風刺映画なんですね。
特にターゲットはアメリカなんですけどね。
いろんな惜しいところがあり、諸手を揚げて面白いとは言えませんが、
非常に興味深い映画でした。
オススメしませんが、特定の人にはそれなりに楽しめるはず。
その証拠に、パンフレットには、あのガンダムの富野監督が2ページに渡るコラムを掲載しています。
ちょっと、ビックリしました。
さて、気がつけば10月末。
ということは、もうすぐ11月の映画の日。
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