ガンプラパダワンT
15
今日はTOHOシネマズデイ。
TOHO系映画館で1,000円の日です。
最近、1日以外にもこんなサービスデイを設定している映画館が増えてきましたね。
非常にいいことです。
そろそろ、1,000円割ってみるか?
ということで、本日は“モールス”を観てきました。

前回に引き続き、役者で選んだこの作品。
ヒロインがクロエ・グレース・モレッツです。
誰かって?
忘れちゃいけませんよ、今年のNo.1映画、キック・アスのヒロイン、ヒットガールですよ。
なかなか、いい演技をしてましたよ。
この映画、原作は同タイトルの小説で、2010年にスウェーデンで製作された
“ぼくのエリ 200歳の少女”のリメイクです。
監督はマット・リーヴス。“クローバー・フィールド”の監督です。
感想としては、意外な当たり!
面白かったです。
ちょっとしたネタバラシをすると、このヒロイン(アビー)がヴァンパイアなわけです。
で、主役のいじめられっこで家庭不和の少年(オーウェン)と恋に落ちる、ラブストーリーです。
映画紹介サイトでは、サスペンスホラーってなジャンルになっていますが、
これはれっきとした、そして切ないラブストーリーです。
ヴァンパイアの特性としての不死身という性質がアビーに呪いのように降りかかっています。
普段は12歳の少女。そして、永遠の少女。
何年生きているのか自分でも分かっていないが、外も中も12歳の少女なのです。
ずっと孤独に12歳でいつづける孤独さに学校ではいじめられ家では両親が離婚協議中で
どこにも居場所がない孤独なオーウェンと惹かれ合い、12歳同士の淡い恋に落ちます。
中盤から、アビーの正体を知ってしまったオーウェンの葛藤から続くエンディングは
とても切ない正真正銘のラブストーリーになっています。
そこにサスペンスとホラーのエッセンスを足した感じのこの映画、
周りからは、私らしくない選択といわれながらも、正解の選択でしたね。
ただ気に入らないところが一つ。
それは、この映画のタイトル。
原題はLET ME IN。入ってもいいですか?って意味です。
この邦題は、元の原作からもってきて、“これなら別に文句ないだろ”的な打算が見え隠れします。
映画紹介でも、逢うことを禁じられた二人は壁を挟んでモールス信号で愛をはぐくむ…
なんて、書かれていますが、原作での扱いは知りませんが、この作品において
モールス信号による会話は、さして重要なものではありません。
重要ではありますが、それは二人の感情を表すツールの一つとして描かれています。
だって、モールス会話に訳がないんですよ。
二人がどんな会話をしているか分からないんです。
これは監督の意図が観客を惑わそうとしているのではなく、訳す必要がないからなんです。
では、原題はどういう意味があるのか?
皆さん、ヴァンパイアの特性を知っていますか?
1.日光を浴びることができない
2.銀が苦手
3.十字架が苦手
4.にんにくが苦手
5.主が招き入れないとその屋敷に入ることができない
この5番なんです。
オーウェンの家に入れてと言うアビーに対して、対応することができないオーウェンは
明確に招き入れる意思を表さずに…
ここが切なくもお互いの気持ちを明確にする大切なシーンなんです。
こら、配給会社!
ちゃんとタイトル考えなさい!
原題は、この切なさとヴァンパイアストーリーであることをほのめかす素晴らしいタイトルなのに!
ということで、次はネタバレです。
お気をつけて。
TOHO系映画館で1,000円の日です。
最近、1日以外にもこんなサービスデイを設定している映画館が増えてきましたね。
非常にいいことです。
そろそろ、1,000円割ってみるか?
ということで、本日は“モールス”を観てきました。

前回に引き続き、役者で選んだこの作品。
ヒロインがクロエ・グレース・モレッツです。
誰かって?
忘れちゃいけませんよ、今年のNo.1映画、キック・アスのヒロイン、ヒットガールですよ。
なかなか、いい演技をしてましたよ。
この映画、原作は同タイトルの小説で、2010年にスウェーデンで製作された
“ぼくのエリ 200歳の少女”のリメイクです。
監督はマット・リーヴス。“クローバー・フィールド”の監督です。
感想としては、意外な当たり!
面白かったです。
ちょっとしたネタバラシをすると、このヒロイン(アビー)がヴァンパイアなわけです。
で、主役のいじめられっこで家庭不和の少年(オーウェン)と恋に落ちる、ラブストーリーです。
映画紹介サイトでは、サスペンスホラーってなジャンルになっていますが、
これはれっきとした、そして切ないラブストーリーです。
ヴァンパイアの特性としての不死身という性質がアビーに呪いのように降りかかっています。
普段は12歳の少女。そして、永遠の少女。
何年生きているのか自分でも分かっていないが、外も中も12歳の少女なのです。
ずっと孤独に12歳でいつづける孤独さに学校ではいじめられ家では両親が離婚協議中で
どこにも居場所がない孤独なオーウェンと惹かれ合い、12歳同士の淡い恋に落ちます。
中盤から、アビーの正体を知ってしまったオーウェンの葛藤から続くエンディングは
とても切ない正真正銘のラブストーリーになっています。
そこにサスペンスとホラーのエッセンスを足した感じのこの映画、
周りからは、私らしくない選択といわれながらも、正解の選択でしたね。
ただ気に入らないところが一つ。
それは、この映画のタイトル。
原題はLET ME IN。入ってもいいですか?って意味です。
この邦題は、元の原作からもってきて、“これなら別に文句ないだろ”的な打算が見え隠れします。
映画紹介でも、逢うことを禁じられた二人は壁を挟んでモールス信号で愛をはぐくむ…
なんて、書かれていますが、原作での扱いは知りませんが、この作品において
モールス信号による会話は、さして重要なものではありません。
重要ではありますが、それは二人の感情を表すツールの一つとして描かれています。
だって、モールス会話に訳がないんですよ。
二人がどんな会話をしているか分からないんです。
これは監督の意図が観客を惑わそうとしているのではなく、訳す必要がないからなんです。
では、原題はどういう意味があるのか?
皆さん、ヴァンパイアの特性を知っていますか?
1.日光を浴びることができない
2.銀が苦手
3.十字架が苦手
4.にんにくが苦手
5.主が招き入れないとその屋敷に入ることができない
この5番なんです。
オーウェンの家に入れてと言うアビーに対して、対応することができないオーウェンは
明確に招き入れる意思を表さずに…
ここが切なくもお互いの気持ちを明確にする大切なシーンなんです。
こら、配給会社!
ちゃんとタイトル考えなさい!
原題は、この切なさとヴァンパイアストーリーであることをほのめかす素晴らしいタイトルなのに!
ということで、次はネタバレです。
お気をつけて。
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